カテゴリー
映画の感想

渡世人のツラさ

2005年9月7日。映画男はつらいよの感想

最近BSで寅さん48作一挙放送っていうのをやってて、かたっぱしからHDに録画して、食事時なんかにちょこちょこ見てます。こないだふと何作見たのか分からなくなって、整理したら5作品見終わってました。
現時点で既に複数の物語が頭の中でこんがらがってます。でも全く問題無し。場面場面が面白ければそれでいいから。この映画は。
で、5作までは70年前後に作られた作品なんだけど、なんかふるーいニッポンにビビります。
僕が生まれるほんの5、6年前のニッポンはこんなだったのかと。
柴又はぎりぎり電車が通ってるけど、地方は蒸気機関車だし、自然に着物を着こなしてる人も多数。
トレンディドラマか時代劇かっていったら、ダントツ時代劇。東京っていうよりほとんど江戸ですな。
当時は大卒の給料が3万円だったそうな。何作目だったか忘れたけど、寅さん達がハワイに行くって騒いだ時も確か一人30万って言ってたから、今で言うと200万円くらいかな?もう柴又中大騒ぎで月にでも行くくらいの大騒動。なんか近代史勉強してるみたいです。
あと僕の中でおいちゃんといえば、下条正巳だったわけだけど、森川信もかなり良いね。江戸っ子具合では森川氏のほうがイイかも。
ちなみに、これまでのところ「おいちゃんそれをいっちゃーおしめーよ」っていうセリフはないな。
一番多いセリフは「そこが渡世人のつれーところよ。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です